翻刻!江戸の医療と養生

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鼻下長生薬 : 3巻 - 翻刻

鼻下長生薬 : 3巻 - ページ 13

ページ: 13

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【右丁上】 ▲腹(はら)は海道(かいどう)の如(ごとし) 不題(これはたてむき)はらの中と いふものはかいどうすぢの ごとくのんだりくつたり するものがあさからばん までとゞこをることなく わうらいする もしひい ぶくろ【脾胃(袋)】の川どめにあへば しよくたい【食滞】となるさて 二度〳〵のめしとしるは 上下ひきやくのごとく はらのうちのようす もよくのみこみだう ちうなれているゆへ ひいふくろといふぢやう やど【定宿】へつく こののんだり くつたりしたものは ぜんにならべてある うちはしるはみぎ めしはひだりと ぎやうぎよく ならんでいれど 此ひいふくろへおち つくと大そらの さこね【青天井の雑魚寝=野宿?】のことく すまのはつがつほ も三文のしいのみも ひとつにところへはいつて 【左丁上右へ】 【左丁上右】 ねるゆへたがいに あじなきになつて それわち【?】にこし らへて水ももら さぬこひ【肥ヵ】となり あくるひはせつ ちんへくだる也 【左丁上中】 〽さてまたげん 気といふものは 道中めつけの ごとくしよく もつのすこし もとゞこをらぬ やふにあとから おつたてゝゆく もししよくもつが なまけてやすみ たがれば口きたなく しかりつけてさん〴〵に こなすなりげんきの しよくをこなすと いふはこのことなり 【右丁右中】 〽ひいふくろのやど引はめいどで   いのちなりいのちのあるうちは   くはねはいられずゆへに         めいは         しよく         を引と          いふ 【右丁右下】 〽サア〳〵おなじみのうちて ござりますこれからは わづか百ひろのみちじや こあんないいたし        ませふ 【右丁下中】 〽ゆのときくつた  こうのものもモウ  きそうなものだ 【右丁左中】 〽きんねんはけんやく  をしますから   つぼひらやき    ものなどゝいふ     みちつれは      なしさ 【左丁右下】 〽げんき口き(た ヌケ)なくしよくを  こなす みづおちからひざ  がしらまでたつた三里ほか  ねへくたびれたもすき     ま也