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【左丁上】
▲万病(まんひよう)は欲心(よくしん)
よの中にあるもの
ひとつとしてやまひ
のなひものはなし
月にむらくもの
やまひあり天
はらをくだして
大あめ大がみ
なりとなり
地づつうたち
ぐらみして
しんだうぢ
しんとなる
とふぞくは
くにのやまひ
ねづみはいへの
やまひ木のや
まひは木から
わくがごとく
人けん五よくの
やまひは心から
せうずるもの
なり子ども
のくいたひこもりの
あそひたいむすこ
むすめのあいたい
みたいきたひくいたい
【左丁上へ】
【右丁右下】
〽此ところそう〴〵しくうかれて
おとる【浮かれて踊る】ゆへべつにかき入【収入】なし この
やうす ではしじう
ね
だ
も
ふみ
ぬ
き
かね
めへ
【左丁上】
ぢいさんばあさんかねが
ほしいぼんさんのほんどう
がこんりうしたいおいしや
さんのよいひやうかゞたんと
ほしいあきんどのたんと
もふけたいこれみな
心から出るやまい
にてこれから
いろ〳〵の
せうに
へんずる
しやつ
きんこく
にせがまれ
てはづゝう
八百と也
うちの
おしゆび
があし
ければ
きづもつ
あしと
なる御用
心〳〵
【左丁右下】
〽うたにも心こそ心ま
よはす心なれといふ
ごとくみなおのれ〳〵
がこゝろのまよひから
心のわなにかゝりきつ
ねのねづみのあふらげ
をみてくいたいと思ふや
まひのおこるも人の
ほしい〳〵と思ふや
まひもおなじ事にて
いづれよくがてつだつ
てついにはみをほろぼ
すことうたがひなし
【左丁左中】
〽てん〳〵つる〳〵
てんつるつん〳〵〳〵
ナント欲(よく)ひくだろふ
よくにひかれるといふも此事也
【左丁左下】
〽此ひぼを心といふ字に
むすんだはなんといゝさいくか