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御前菓子図式 - 翻刻

御前菓子図式 - ページ 12

ページ: 12

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《割書:百目》入れ凡(をよそ)団子(だんご)のかたさ程にこね合せ布(ぬの)を 水にしたし大概(たいがい)にしぼり右の布(ぬの)を上下(うへした) に敷(しき)麺棒(めんほう)にて宜きあつさにのばし焼(やき) 鍋にうつし火ぶたのぐるりに火をならべ 焼(やき)候尤 上(うへ)の火 斗(ばかり)なりよき程に色付候はゝ 上下(うへした)へかへして又やくなり出来(でき)候時 蓋(ふた) の有 器物(うつはもの)に入レ置候へは蒸(むさ)りてかげん宜敷(よろしく) 成り候時 切(き)りつかふなり何 程(ほど)にても右の 割合(わりあい)にて宜候右春庭糖松風共に少も 相違(さうゐ)なき製方(せいはう)をあらはし候  (三)小原木焼(をはらぎやき) 粳米(うるごめ)の粉(こ)餅米(もちごめ)の粉割合右松風に同し 但し右の内 山椒粉(さんせうのこ)味噌(みそ)をのぞきて黒胡(くろご) 麻(ま)を入れ所々(ところ〴〵)へむき胡桃(くるみ)をさし入右の通り に焼(やく)也《割書:あつさ七八分にのばし切口おもてになし候へはくるみあらはれ|もやうよろし七八ぶよりあつく仕候へは火とをりかねあしく》