翻刻!料理本の世界

コレクション: コレクション 1

御前菓子図式 - 翻刻

御前菓子図式 - ページ 14

ページ: 14

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なべあげて右残し置 一分(ひとぶん)を入れ火にかけず にねり候へはかたまり申候所を箆(へら)にて取 わけ手を水にてぬらし餡(あん)を包(つゝ)み蒸篭(せいろう) にならべむし候へば色(いろ)少しうるみつや出候時 上(あぐ)る右 暑(しよ)の節(せつ)水に冷(ひや)し用ひ候《割書:蜜(みつ)の拵(こしらへ)様|奥(おく)にしるす》  (六)水飩(すいとん) 葛(くす)の水 加減(かげん)上(かみ)に同し沙糖かけて用(もちゆ)る時は 蜜(みつ)をのぞく又 角(かく)に切り候様に拵(こしらへ)たき時は 塗和卓(ぬりをしき)へ熱(あつ)きねり立(たて)を入れて木(き)の幅広(はゞひろ)き 箆(へら)をもつて一めんにのばし扨さめ候て いかやうの形(なり)にも切る  (七)葛切(くずきり) 葛(くず)を粉(こ)にして羅合(きぬふるひ)にかけ随分にへ たぎりたる湯(ゆ)にてこね蕎麦切(そばきり)のごとくに