翻刻!料理本の世界

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御前菓子図式 - 翻刻

御前菓子図式 - ページ 15

ページ: 15

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打(うつ)なり湯(ゆ)でかげんは饂飩(うとん)のごとくによくゆで 洗(あら)ひそば切(きり)料理(れうり)にて宜(よろ)しく候又 暑(しよ)の節(せつ) 冷(ひや)してもよし  (八)水蟾(すいせん)葛切(くずきり) 葛(くず)の粉(こ)《割書:壱升》水《割書:弐升五合》尤葛すぐれざる くずならば弐升二三合までの内見合せ水 かげんするなり右水せんなべゆるりと つかり申候大 鍋(なべ)に湯(ゆ)をにへたゝし右の湯 の上(うへ)に水せんなべかけ置右の葛(くず)を流(なか)し まんべんにのばし上少しかわき候時 湯(ゆ)の 中(なか)へ浸(つ)けしばしの内に色替(いろかわ)り候時水へ 浸(つ)け右水せんをおこし饂飩(うどん)程に切り沙糖(さとう) 蜜(みつ)にて用ゆ猶又 精進(しやうじん)のさし味(み)につかひ 至極(しごく)よろし