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御前菓子図式 - 翻刻

御前菓子図式 - ページ 17

ページ: 17

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宇多(うだ)の上(じやう)山のいも皮(かわ)去(さ)り《割書:百目》 粳米(うるごめ)の粉(こ) 《割書:弐合》白 沙糖(さとう)《割書:百目》入れ擂盆(すりばち)にてよくすり 手を水にしたしあんを包(つゝ)み布(ぬの)を水に したし敷(しき)蒸籠(せいろう)にならべむし候へはふうわり と浮(うき)ねばり去(さ)り候時あげるなりしかし包(つゝ)み 候事随分手がるに包(つゝ)み候へば形(なり)宜敷(よろしく)候  (十二)山吹饅頭(やまぶきまんぢう) 右 同断(どうだん)にして梔子(くちなし)随分 濃色(こくいろ)出しさして 米の粉五勺程よけい入る諸事かげん右同断也  (十三)柚餅(ゆもち) 《割書:千代見餅(ちよみもち)とも云》 【挿絵の説明】《割書:おもては柚|切口ねずみ色》    柚(ゆ)のあとさき薄(うす)く切り中の実(み)を去(さ)り   皮(かわ)を熱(あつ)き湯(ゆ)に漬(つけ)あまはだをよく 竹の箆(へら)にてこそげ蒸籠(せいろう)の内に水にしたし布を 敷(しき)右の柚の内の水気(みづけ)なき様(やう)にふき右の