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コレクション: コレクション 1

御前菓子図式 - 翻刻

御前菓子図式 - ページ 19

ページ: 19

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布(ぬの)を水にしめし甑(こしき)の内に敷(しき)随分よく蒸(むし) 杵臼(つきうす)にて右やはらかに成候程つき椿(つばき)の実(み)程に まるめ上下(うへした)椿(つばき)の葉(は)二/枚(まい)にはさみてよし但 口中にてきゆるごとくにて味(あぢはひ)宜しきもの也    (十五)匕羊羹(すくひやうかん) 小豆(あづき)のこし粉水/気(け)をよくしぼり《割書:百目》葛(くず)の 粉《割書:廿匁》うどん粉《割書:廿匁》/塩(しほ)見合白沙糖《割書:弐百目》 に水《割書:五合》入れ煎(せん)じ塵(ちり)と砂(すな)を漉(こし)右の四/味(み) を引鉢(ひきばち)にて揉(もみ)合(あは)せ右の煎(せんじ)沙糖/少宛(すこしづゝ)入れ もみ合せ候て外に水弐合入れ右の水合て 七合をよくかきまぜ甑(こしき)の内に四角(しかく)なる箱(はこ) にさし底(そこ)のなき籰(わく)を置/木綿(もめん)の敷/布(ぬの) 水にひたしわくの内へ敷尤/蒸(むし)釜(かま)の上に かけ置右のやうかんを流し入れ随分かた まる迄つよく火を焼(たき)て蒸(むす)なり能(よく)蒸(むさ)り