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御前菓子図式 - 翻刻

御前菓子図式 - ページ 21

ページ: 21

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【冬の梅の絵】   粳(うる)の粉《割書:七合》餅(もち)の粉《割書:三合》こね能(よく)むし   臼(うす)にてつき皮うすくしてあんをつゝみ 山のいもを紙(かみ)につゝみ焼皮(やきかわ)を去り金水嚢(かなすいのう)にて 漉(こし)上(うへ)の衣(きぬ)にかけるなり形(なり)は丸(まる)にして《割書:○色白ですい|のうにてこしたる|いもかけ候へは雪|のふりしきることし》   (十九)求肥(ぎうひ)飴(あめ) 葛(くず)の粉《割書:百目》蕨(わらび)の粉《割書:五拾匁》餅米(もちごめ)の粉《割書:五合》 白沙糖《割書:七百目》煎(せん)じ此水《割書:壱升》入れ内五合は 右沙糖の煎(せん)じ水残り五合は葛(くず)わらびを ときいづれも水嚢(すいのう)にて漉(こし)炭火(すみび)よき加減(かげん) にいたし煉(ねり)中程(なかほど)にて溜糖(しるあめ)《割書:四百五拾目》入れ初(はじめ) より煉上(ねりあぐ)るまで手を引事ならず火かげん 第(だい)一なり過不及(くわふぎう)なき様に中(ちう)を得(う)べし 扨よき程にねりつまりたる時/箱(はこ)にうとん 粉敷/流(なが)して二日/斗(はかり)さまし置て切る