翻刻
一右/粉仕様(このしやう)は上々/膳所粳米(ぜゝのうるごめ)白(しろ)くつき水
にて洗(あら)ひ水/清(すみ)候はゝ臼(うす)にて挽(ひき)羽二重(はぶたへ)にて
篩(ふるひ)遣ひ申候
一右/沙糖(さたう)煎(せん)じ様上々/大白(たいはく)沙糖《割書:壱貫目》に
水《割書:弐升》入れよく煎(せん)じ上(うへ)へ黒(くろ)き渦(あわ)出申候を
取すて又水をうち白きあわ出申候時も取
すて候て羽二重(はぶたへ)にて漉(こし)右弐升沙糖を
壱升にせんじ詰(つめ)遣ひ申候
一右/羊羹(やうかん)の仕様(しやう)上々/小豆漉粉(あづきのこしこ)《割書:三百目》
右/煎(せん)じ沙糖《割書:五合》よくもみ合(あは)せながし
申候かたく候はゝ水少し入れ申なり
一右/芋(いも)拵様(こしらへやう)上々/長芋(ながいも)を皮(かわ)をむき蒸(むし)候て
竪(たて)にほそく切り右の図のやうに四角(しかく)に
切り申候
(二)塩竈(しほがま)