翻刻
【塩竈の絵】
右玉川に同し仕様(しやう)にいたし白地(しらぢ)に
羊羹(やうかん)を木耳(きくらげ)のやうに仕(し)入れ申候
一右/羊羹(やうかん)仕様(しやう)は小豆(あづき)漉粉(こしこ)《割書:三百目》に右/煎(せんじ)沙
糖《割書:五合》を三合に煎じ詰(つめ)よく〳〵もみ合せ
蒸(むし)候てさまし又もみかへし候なり
(三)不二(ふじ)鯨(くじら)
【不二鯨の絵】
《割書:ヤウ|カン》白
右玉川に同し下(しも)に白(しろ)を富士(ふじ)の山(やま)
形(なり)に致しよくむし候て上にやうかん流(なか)し
申候て切小口(きりこぐち)より切(きる)なり羊羹(やうかん)仕(し)やう
玉川と同し
(四)牛蒡(ごばう)流(ながし)
【牛蒡流の絵】
《割書:はす切》
牛蒡(こばう)の中(なか)をよくくり候て其牛蒡
の内へ粉《割書:壱升》に右/煎(せん)じ沙糖《割書:五合》
入れよくねり候て流(なが)し惣白に中に