翻刻!料理本の世界

コレクション: コレクション 1

御前菓子図式 - 翻刻

御前菓子図式 - ページ 36

ページ: 36

翻刻

 少し茶(ちや)にて色付け申候 一右/牛蒡(ごばう)仕様/随分(ずいぶん)〳〵ふときごばうを  湯煮(ゆに)致し候て丸形(まるなり)にて中(なか)をくり又/煎(せん)じ  沙糖にて煎し候て其ごばうを遣(つかひ)申候   (五)定家(ていか)餅(もち) 【定家餅の絵】 【上部】《割書:キ》 【下部 右から横書き】《割書:シロ》    右玉川の仕様に致し候て上(うへは)黄色(きいろ)中(なかは)    羊羹(やうかん)下(した)白/中(なか)のようかん芋(いも)にて三筋(みすじ)    入る《割書:右やうかんいもの仕やう|玉川に同し》   (六)春霞(はるかすみ) 【春霞の絵】 【上部】《割書:キ》 【中部 右から横書き】《割書:モロコシ》 【下部 右から横書き】《割書:シロ》    右玉川の仕様に致候て上(うへ)黄色(きいろ)中(なか)    もろこし色下白三/段(だん)なり 一右/唐土色(もろこしいろ)仕様上々/阿波(あは)小豆(あづき)口かけを  択(エリ)水にて洗(あら)ひ鍋(なべ)へ入れ煮上(にへあが)り候はゝ其まゝ  水/打(うち)又/煮(にへ)上り候はゝ其湯(ゆ)を取よくさまし