翻刻
【伊勢桜の絵】
右玉川に同し尤色は唐土色(もろこしいろ)也
中へ芋(いも)にて桜(さくら)を作り真中(まんなか)へ入れ申候
(十一)唐錦(からにしき)
【唐錦の絵】
右玉川の仕様に致候て上/黄色(きいろ)に
して下/羊羹(やうかん)中(なか)へ山芋(やまのいも)にて花を
作り入れ申候
一右花作り様/山芋(やまのいも)皮(かわ)をむき候て蒸(むし)
色々花作り入れ申候
(十二)新野(あらの)月(つき)
【新野月の絵】
【上部 右から横書き】《割書:ヤウカン》 【下部】《割書:キ》
右玉川の仕様に致候て上/羊羹(やうかん)
下黄色にして中へ芋(いも)にて月を
こしらへ入れ申候
(十三)女郎花(をみなへし)