翻刻
【女郎花の絵】
【上部】《割書:キ》 【下部】《割書:白》
右玉川の仕様に致上/黄(き)色にして
栗(くり)刻(きざみ)入る下/白蒸(しらむし)なり
一右/栗(くり)拵様/随分(ずいぶん)〳〵大なる栗(くり)皮(かわ)をむき
湯(ゆ)にてゆがき渋皮(しぶかわ)をむききざみ申候
(十四)玉鬘(たまかづら)
【玉鬘の絵】
【上部】《割書:キ》【下部】《割書:白》
右玉川に同し上/黄(き)色にて内(うち)に
○《割書:やうかん|だんご》此ごとくなる物を入れ下白むし
一右内へ入れ申月の仕様上々長いも皮(かわ)を剥(むき)
候て蒸上(むしあげ)候て丸く成候様に剥(むき)長形(ながきなり)にて
外を羊羹(やうかん)にて巻(まく)なり《割書:やうかん仕やう|前に同し》
(十五)小紫(こむらさき)
【小紫の絵 三段の層】
【上部】《割書:キ》【下部】《割書:ヤウ|カン》
右玉川に同し上/黄(き)色にて中(なか)白に
小豆(あづき)入れ下/羊羹(やうかん)なり
一/小豆(あづき)の煮様(にやう)上々/美濃(みの)小豆(あづき)口かけ択(えら)