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御前菓子図式 - 翻刻

御前菓子図式 - ページ 43

ページ: 43

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   羹(かん)にてわらび図(ず)のごとくに入れ申候   (廿五)蜜柑(みかん)餅(もち) 【蜜柑餅の絵】 《割書:きのだんごあん|つゝみ布目付》    上々/米粉(こめのこ)一升を湯(ゆ)にてこね梔子(くちなし)にて    黄(き)に染(そめ)又/紅(べに)にて染(そめ)紅(べに)鬱金(うこん)の様に    致候て中へ餡(あん)を包(つゝみ)み蜜柑(みかん)の実(み)の 様に致候て筋(すじ)を付(つけ)上(うへ)へ氷(こほり)のおろしをかけ 右だんごを薄(うす)く延(のば)し候て実(み)を包(つゝみ)上(うへ)を 箆(へら)にて切りむきかけ中の実(み)を見申様に致候 一右/氷研(こほりおろし)の仕様上々/角手氷(かくでのこほり)沙糖水にて  洗(あらひ)干(ひ)候へは薬研(やげん)にておろし遣ひ申候   (廿六)霜(しも)紅梅(こうばい) 【霜紅梅の絵】    右/蜜柑餅(みかんもち)に同し様に致し紅(べに)にて    随分(ずいぶん)濃(こく)染(そめ)内へ餡(あん)包(つゝみ)上(うへ)を箆(へら)にて    五/筋(すじ)付(つけ)候て上(うへ)へ氷(こほり)おろしふりかけ