翻刻
【玉の井の絵】 【右側】《割書:キノタンコ》【中央】《割書:白ノダンゴ》【左側】《割書:モロコシタンコ》
右白やうかんにいたし候て五色(ごしき)にそめ
候て玉/形(なり)に致し候
(卅六)三/段(だん)羊羹(やうかん)
【三段羊羹の絵】【上から】 《割書:キ シロ ベニ》
右の漉粉(こしこ)にて上(かみ)に赤(あか)中(なか)白下/黄(き)なり【絵とは配色が逆】
(卅七)鶉焼(うづらやき)
上々/粳粉(うるのこ)水にてこね蒸(むし)候てよく擣(つき)内へ右/餡(あん)
包(つゝみ)うづら餅/形(なり)に致候て上(うへ)を金の羽(は)なり形(がた)
【羽なり形の絵】にて焼(やく)なり
(卅八)未開紅(みかいこう)
【未開紅の絵】
右だんご紅(べに)にて染(そめ)薄(うす)く延(のば)して四角(しかく)
に切り上(うべ)に落雁(らくがん)の炒粉(いりこ)を付る也内へ羊羹(やうかん)
包(つゝみ)申候尤/角(すみ)よりよせ申候
一右/炒粉(いりこ)拵様 上々餅米を強飯(こわいゐ)に致し候て
日に干(ほし)ひあがり候はゝ臼(うす)にて挽(ひき)ふるひ候て中(ちう)