翻刻
ふるひ遣ひ申候
(二)薬(くすり)白雪糕(はくせつかう)
右の唐落雁(たうらくがん)の仕様に致候て香具(かうぐ)は
望次第(のぞみしだい)にして左の通の蒸籠(せいろう)に入れ蒸(むし)申候
(三)白雪糕(はくせつかう)
白の粳(うる)米を一/粒(つぶ)づゝ択(えり)水/清(すみ)候程/洗(あらひ)臼(うす)にて
挽(ひき)羽二重(はぶたへ)にてふるひ粉《割書:百目》に沙糖《割書:八拾匁》
入れ合せやう右に同し
一/蒸籠(せいろう)仕様 せいろうは餅むし候様に致し
内へ篗(わく)を拵(こしら)へ其中へ布巾(ふきん)を敷(しき)候て其
中へ右/白雪糕(はくせつかう)入れ申候よくおしつけむす
なり蒸様(むしやう)は湯気(ゆげ)通(とを)るか通らぬ程に蒸(むす)也
(四)御所(ごしよ)落雁(らくがん)