翻刻
拵/上(うへ)に火を置下に少し火をつけ焼(やく)也
(六)松風(まつかぜ)
大白沙糖《割書:壱貫目》に水《割書:壱升五合》入れ候て煎(せん)じ
候てよくさまし麦(むぎの)上/粉(こ)《割書:壱貫六百目》入れよく
煉(ねり)柳桶(やなぎおけ)に入れ冬(ふゆ)ならば七日程/夏(なつ)ならば三日
程ねさし上(うへ)に渦(あわ)出候はゝ又白沙糖《割書:壱貫目》
入れよくかきまぜ鍋(なべ)へながし候て上(うへ)へ罌粟(けし)
ふり候て上/下(した)に火をつけ焼申候色付申候はゝ
上(あげ)て色々(いろ〳〵)に切るなり
(七)巻絹(まきぎぬ)
白沙糖《割書:壱貫目》右に同し様に煎じ麦
粉(こ)《割書:八百目》にて煉(ねり)候て下(した)に火をいれ鉄(てつ)鍋を
かけよく焼(やき)候て鍋(なべ)へ胡桃(くるみ)の油を敷(しき)右こね
候を匙(さじ)にて丸く延し候て焼通り候はゝ