翻刻
中へあるへいたうを巻(まき)申也
一右あるへいたう仕様 大白沙糖右/煎(せん)じ候
様にせんじ又/鍋(なべ)へ入れ煮詰(につめ)候て箆(へら)に付け
水へ入れはり〳〵致候はゝ銅(あかゞね)鍋へ入れ水にうけ
よくさまし棒(ばう)にかけ引候て白くなり候はゝ
細(ほそく)延し長(ながさ)一寸四五分程に切候て是を
心(しん)に巻(まく)なり
(八)玉手箱(たまてばこ)
右巻絹の心(しん)の様にいたし候て紅(べに)をもみ込(こみ)
裏表(うらおもて)に炒粉(いりこ)を付(つけ)薄(うす)く延(のば)し四角(しかく)にきり
角(すみ)よりよせ真中(まなか)にて合せ申候/形(なり)は蒸菓子(むしぐはし)
の未開紅(みかいこう)に同し炒粉(いりこ)も又右に同し
(九)二見浦(ふたみのうら)