翻刻
(三)養命餹(やうめいたう)
右/求肥(ぎうひ)の仕様(しやう)に致/薄(うす)く延(のば)し候て芥子(けし)口
かけを去(さり)炒鍋(いりこう)にていり候て右之求肥に付(つけ)
切口(きりくち)より巻(まき)色々(いろ〳〵)に切申候/扨(さて)大白沙糖/切口(きりくち)
へ付(つけ)遣ひ申候
(四)浅茅飴(あさぢあめ)
右求肥の仕様に致求肥のことく切り白胡麻(しろごま)
炒候て一/粒(つぶ)づゝ択付(えりつけ)候て色々に切申候
(五)源氏(げんじ)紅梅(こうばい)
右/鮓饅頭(すしまんぢう)の仕様に致候て上(うへ)へ紅(べに)沙糖/付(つけ)
申候/大(おほきさ)何程に成とも尤餡に清(きよ)あんを包申候
一/清餡(きよあん)拵様 小豆(あづき)漉粉(こしこ)三百目に右/煎(せんじ)
沙糖四合をよく煮(にへ)たゝし内へ入れ煉(ねり)申候