翻刻
(六)《割書:新|製》遊楽玉(ゆらくたま)
右源氏紅梅の仕様に致内へ餡(あん)包(つゝみ)上(うへ)に暴花(はぜ)
をくだき付(つけ)申候
一右/餡(あん)の拵様 上々/青大豆(あをまめ)炒(いり)候て臼(うす)にて挽(ひき)
羅合(きぬふるひ)に漉(こし)候て粉を取り其粉壱升に
煎(せんじ)沙糖三合入れよく煉(ねり)候て包(つゝみ)申候
(七)錦浜(にしきばま)
右求肥の様に致/煉(ねり)候中へ肉桂(にくけい)白檀(びやくだん)等分(とうぶん)に
入れ煉やう求肥/位(くらゐ)に致さめ候はゝ色々に切り
上(うへ)に紅(べに)沙糖付申候
一右紅沙糖拵様 上々大白に紅(べに)を鉢(はち)へ
塗(ぬり)候て右白沙糖を中へ入れよくまぜ候て
色付候はゝ打あけ焙炉(ほいろ)にかけつかひ申候