翻刻
(八)三季餹(さんきたう)
右/源氏(けんじ)紅梅(こうばい)の仕様に致候て上(うへ)に黄(き)赤(あか)
青(あを)三色に付わけ申候
(九)葛粽(くずぢまき)
上々/保田(ほだ)葛粉《割書:五合》に水《割書:三合》入れ沙糖《割書:八十|匁》
入れよく煉(ねり)候て粽/形(なり)に致/笹葉(さゝ)に巻(まき)申候
(十)小倉粽(をくらちまき)
左の漉粉(こしこ)三百目に右の煎じ沙糖四合
入れよく煉候て蒸(むし)申一時程むし候て上(あげ)よく
さまし粽の形(なり)に致候て笹葉(さゝ)に巻申候
一右漉粉拵様 上々/小豆(あづき)煮(に)候て腹(はら)切り
申まへに上(あげ)候て右之/通(とをり)に合せむし申候