翻刻
【右丁】
[又]蓼(たで)を揉(もみ)しぼり汁(しる)を付て吉
[又]蕨花(わらびのはな)陰(かげ)ぼし粉(こ)にして水
にてとき付てよし
[十五]蜂螫吉(はちにさゝれたるによし) 蒼耳葉(なもみのは)もみ【欄外上部に▲】
付よし。又は蓼(たで)のしる付てよし
[又]生里芋(なまさといも)を付てよし。茎(くき)にて
さし口をすりてもよし
[十六]毒魚刺(どくぎよさしたる)に【上部欄外に▲】
甘草(かんざう)《割書:大》 胡椒(こせう)《割書:中》 粉(こ)にして。口
にてかみしめし付てよし
[十七]鼠咬(ねずみくい)
【左丁】
閫閾(としきみ)の内(うち)のほこりを付るよし
[又]鼠尾草(そびさう)《割書:みそは|ぎの事》煎(せんし)洗(あら)ひて吉
[又]木綿核(きわたさね)をやき。けふりにて
むしふすべてよし。
[又]萩(はぎ)の茎(くき)の古(ふる)くなり。くち
たるをほし。粉(こ)にして付よし
[又]梅仁(ばいにん)醋(す)にて研(すり)和(やはら)げ付て吉
[又]猫屎(ねこのくそ)糊(のり)にてやはらげ付る吉
[又]猫(ねこ)のくろやき酒(さけ)にて用(もちひ)吉
又 大豆葉(まめのは)もみ付てもよし
[又]壁(かべ)にある鼠(ねずみ)の穴(あな)の鼠(ねずみ)の