翻刻
【右丁】
[又]梓木皮(あづさのきかは)くろやきにして
酒(さけ)にてもちひてよし
[又]青苔(あをのり)粉(こ)にして。胡麻油(ごまのあぶら)にて付
[廿四]癇(かん)の薬(くすり) 《割書:俗てんとうやみといふ事》【上部欄外に▲】
烏鴉(ふとがらす)寒中(かんぢう)にとり。觜爪(はしつめ)を去(さり)。
くろやき粉(こ)にして用ひ吉
[又]蟾蜍(せんそ)《割書:ひき|がへる》黒焼(くろやき)粉(こ)にして用吉
[又]藜蘆(りろ)《割書:おもと|のね也》白水(しろみづ)に浸(ひたし)干(ほし)。粉(こ)に
して丸(ぐわん)じ。毎日(まいにち)三 度(ど)づゝ七七日(なゝなぬか)用
[又]羅石草(ひるも)。葉(は)をとり干(ほし)。粉(こ)に
して湯(ゆ)にてもちゆ
【左丁】
[又]人を焼(やき)。かまの内(うち)に。けふり
かたまりたるをとり丸(ぐわん)じ。金箔(きんばく)を
衣(ころも)にし。十 粒(りう)づゝ湯(ゆ)にて用吉
[又]白蛇(はくじや)生(なま)にて用ひてよし
[廿五]白禿瘡(はくどくさう)《割書:しらくもの事》【上部欄外に▲】
茵陳(いんちん)《割書:ごぎやうの事|からよもぎ共云》黒(くろ)やき粉(こ)に
して。ごまのあぶらにてとき付
[又]鶏卵(にはとりたまご)にごまの油(あぶら)を合せ付
[又]金鈴子(きんれいし)《割書:せんだんの|みの事》くろやきに
し。粉(こ)にしてかみのあぶらにて付
[又]土器粉(かはらけのこ)松脂(まつやに)等分(とうぶん)。粉(こ)にして