翻刻
【右丁】
かみのあぶらにて。とき付る
[又]黄牛屎(あめうじのくそ)。黒焼(くろやき)粉(こ)にして付て吉
[又]干蕪(ほしかぶら)黒焼(くろやき)胡麻油(ごまあぶら)にて付て吉
[又]石蒜花(しびとばな)《割書:ぢごくばなの事なり》
根(ね)をとり切口(きりくち)にてすりて吉
[廿六]頭瘡諸瘡薬(かみかさもろ〳〵のかさぐすり)【上部欄外に▲】
牛膝(ごしつ)《割書:こまのひざ|といふ草なり》くろやきにして。
かみのあぶらにてとき付て吉
[又]蓖麻子(ひまし) 糊(のり)におし合(あは)せ。足(あし)の
ひらにはりてよし
[廿七]狐臭薬(わきがのくすり) 《振り仮名:古銭|こせん|【左ルビ:ふるきぜに】》砥(と)にて【上部欄外に▲】
【左丁】
おろし。ゐさせて砥(と)くそをとり付
[又]墨(すみ)をすり腋下(わきのした)にぬる ̄ニ。穴(あな)
あるところは。かはかぬなり。其/所(ところ)
に灸(きう)をしてよし
[又]明礬(みやうばん)粉(こ)にして。毎朝(まいてう)すり
ぬりてよし
[又]五味子(ごみし)を粉にして。水 ̄ニて
とき付てよし
[又]石灰(いしばい)七日 酒(さけ)にひたし付て吉
[又]巴豆(はづ)田螺(たにし)二色(ふたいろ)すりたゞら
かし。脇毛(わきげ)をよくぬきすりぬる。