翻刻
【右丁】
右粉にして赤飴餹(あかきあめ)をのべ包(つゝ)み
長(なが)く丸(ぐわん)じ。肛門(こうもん)にさして吉
[又]《振り仮名:白桃花|はくとうくは|【左ルビ:しろもゝ】》ほし粉にして白砂(しろさ)
糖(たう)水(みづ)にてねり丸(ぐはんじ)吉
[卅六]淋病薬(りんびやうのくすり)【上部欄外に▲】
葛粉(くずのこ) 川蜷(かはにな)《割書:俗にかはつ■|といふ》等分(とうぶん)合(あはせ)
粉にして。一匁づゝ葛水(くずみづ)にて用
[又]大麦炒(おほむぎいり)《割書:三合》 甘草(かんざう)《割書:二匁》
せんじ用ひてよし
[又]燕(つばめ)觜(はし)足(あし)を取(とり)黒焼(くろやき)粉(こ)にして用
[又]車前子(しやぜんし)の葉(は)根(ね)実(み)ともに。
【左丁】
生(なま)にてすりたて酒(さけ)にて用
[又]白鶏冠子(しろけいとうのみ)。又は葉(は)煎(せん)じ用(もちひ)
吉。或(あるひ)はみそ汁(しる)にて煎服(せんふく)して吉
[又]早稲秧(さなへ)かげぼしせんじ用
[又]古壁(ふるかべ)のすさを取(とり)水(みづ)にて洗(あらひ)
煎(せん)じ用。小便(せうべん)しぶり。腫気(しゆき)に吉
[又]夏枯草(うこさう)《割書:うつほ草ともいふ》
花(はな)茎(くき)ともにせんじもちゆ
[又]蜂巣(はちのす)《割書:八匁》 干姜(かんきやう)《割書:二匁》 煎(せん)じ用
[卅七]小児淋病(せうにりんびやう)薬【上部欄外に▲】
浮石(かるいし)粉(こ)にして用ひてよし