翻刻
【右丁】
[又]鮒(ふな)一ッ腸(わた)をさり。女子(をんな)の乱髪(かみのけ)
にてつゝみ。土器(かはらけ)に入/黒焼(くろやき)にし。
粉(こ)にしてかみの油にてとき付吉
[又]古傘紙(ふるからかさかみ)焼(やき)。胡麻油(ごまのあぶら)にてとき付
[四十六]すねくさの葉 雁屎(がんのくそ)焼(やき)【欄外上部に▲】
ごまの油(あぶら)にてとき付てよし
[又]藍花(あゐばな)《割書:大 》《振り仮名:軽粉|けいふん|【左ルビ:はらや】》《割書:少》 すり合
塩湯(しほゆ)にて。瘡(かさ)をあらひ付て吉
[又]《振り仮名:蕎麦粉|きようばくこ|【左ルビ:そばのこ】》ゆにてとき付て吉
[又]真竹葉(まだけのは)黒焼(くろやき)《割書:一匁》 《振り仮名:軽粉|けいふん|【左ルビ:はらや】》《割書:一分》
ごまのあぶらにてとき付て吉
【左丁】
[又]土茯苓(どぶくりやう) 《割書:山帰来(さんきらい)の事》
黒焼(くろやき)かみの油(あぶら)にてとき付て吉
[又]仙人草(ふつくさ) 青汁(あおしる) 松脂(まつやに)を煉(ねり)
あはせ付てよし
[又]つわの葉(は)。火(ひ)にてあたゝめ
てもみ。ふたにして置(をけ)ば。水ながれ
出(いで)て愈(いゆ)。大/妙薬(めうやく)なり
[四十七]風疹(かざぼろし)の薬 榎葉(ゑのきは)を醋(す)【欄外上部に▲】
にてせんじ。上(うへ)にひきてよし
[又]五加樹(うこぎ)花せんじて服(ふく)し吉
[四十八]《振り仮名:諸瘡|しよさうの|【左ルビ:もろ〳〵かさ】》薬 赤小豆(あかあづき)《割書:香色(かういろ)に炒(いり)|四十粒》【欄外上部に▲】