翻刻
【右丁】
同《割書:くろやきに|して四十粒》粉(こ)にして。ひよどり
じやうごのもみ汁(しる)にてとき付吉
[四十九]灸瘡薬(きうさうのくすり) 《割書:やいひのかさになりたる也》【欄外上部に▲】
枯礬(こはん)《割書:みやうばんの|やきたる》水にてとき付(つけて)吉
[又]栝樓(からすふり)根(ね)ほし粉(こ)にして付て
吉。ゆにてのみてもよし
[又]馬糞(ばふん)のよく乾(ひ)たるを。ひ
ねりかけてよし
[五十]漆毒(しつどく) 《割書:うるしにかせたる事》【欄外上部に▲】
鰹(かつほ)を食してよし。生(なま)なき時は。
かつほぶしをせんじ。服して吉
【左丁】
[又]紫蘇(しそ) 陳皮(ちんひ) 香附子(かうぶし)
各(をの〳〵)等分(とうぶん)合(あは)せ。一匁ほど。つねの
ごとくせんじ用(もち)ひてよし
[五十一]霜焼薬(しもやけのくすり) 牡蛎(かきがら)白焼(しらやき)にし。【欄外上部に▲】
粉(こ)にしてかみの油(あぶら)にてとき付(つけ)て吉
[又]里芋(さといも)土(つち)を洗(あら)はず。黒焼(くろやき)粉(こ)にし
て。かみの油にてとき付てよし
[五十二]痰(たん)の薬(くすり) 干姜(かんきやう) 胡桃(くるみ)【欄外上部に▲】
粉(こ)にしてもちひてよし
[又]梨子(なし)一ッ胡椒(こせう)五十 粒(りう)合(あは)せ。黒(くろ)
やき粉(こ)にしてさゆにて用