翻刻
【右丁】
[又]くるみすりたゞらかし蜜(みつ)に
てねり。一匁づゝ毎日(まいにち)さゆにて用
[又]半夏(はんげ) 陳皮(ちんひ) 白/茯苓(ぶくりやう)
桔梗(ききやう) 右/等分(とうぶん)粉(こ)にして用ゆ
[五十三]治 霍乱(くはくらん) 胡椒(こせう)二三/粒(りう)毎朝(まいてう)【欄外上部に▲】
用ゆ。その日は霍乱(くはくらん)せぬものなり
[又]益知(やくち) 木香(もつかう) 藿香(くはつかう)
三 味(み)等分(とうぶん)合(あはせ)。あつきゆにてふり
出([い]だ)し用ゆ。粉(こ)にして湯(ゆ)にて用(もちひ)ても
よし。夏(なつ)の中(うち)は何にても用(もちひ)て吉
[又]葛粉(くずのこ)《割書:十匁》黄柏(きわだ)《割書:六匁》 胡椒(こせう)《割書:四匁》
【左丁】
右/粉(こ)にしてもちゆ。くはくらん又は
むし。しよくしやう。くだり腹(はら)何(いつれ)にも吉
[五十四]手足(しゆそく)痛(いたむ)薬 榎(ゑのき) 桑(くはのき) 忍冬(すいかづら)【欄外上部に▲】
三色(みいろ)せんじあたゝめ洗(あら)ひてよし
[五十五]ひやうそ 《割書:俗にゆびすゝきといふ事也》【欄外上部に▲】
こゑむしの皮(かは)をまき付てよし
[又]みゝずをつぶし付てよし
[又]ひきがへるの皮(かは)まき付よし。
青(あを)がへるにてもよし
[又]山べといふ魚(うを)の皮(かは)をまき付
よし。又くろやき粉(こ)にして。ごま