翻刻
【右丁】
のあぶらにてとき付よし
[又]泥鰌(どぢやう)をくろざたうにて
せんじつめて付てよし
[又]小麦藁(こむぎわら)黒焼(くろやき)《割書:一匁》《振り仮名:軽粉|けいふん|【左ルビ:はらや】》《割書:五分》
粉にして酢(す)にてとき付て吉
[又]むめぼしすり付てよし
[又]茄子花(なすびのはな)くろやき。ごまの
あぶらにて付てよし
[又]杉緑(すぎのみどり)黒焼(くろやき) 軽粉(けいふん)少(すこし)加(くは)へ。粉(こ)に
してごまの油(あぶら)にてとき付て吉
[又]大黄(だいわう)根(ね)葉(は)ともにくろやき。
【左丁】
かみの油にてとき付てよし
[又]鱸(すゞき)の頭(かしら)くろやき。ごまの
あぶらにてとき付る
[又]米粃(こめぬか)【糠ヵ】くろやき。はこべの
汁(しる)にてとき付てよし
[五十六]聤耳(ていじ)《割書:みゝだれ|の事》大根(だいこん)のしぼり【欄外上部に▲】
しるを。こよりのさきに付て入吉
[又]くまのゐを水にてとき少(すこし)入吉
[又]《割書:からみゝ|によし》天南星(てんなんじやう)《割書:俗にをゝへ|ぶすと云》の根(ね)を
つきしぼり汁(しる)をすこし入吉
[又]蝉脱(せみのぬけがら)くろやき。ごまの油にて