翻刻
【右丁】
[又]童子(どうじ)の大便(たいべん)ほし。粉(こ)にして
丸(ぐわん)じ生姜汁(しやうがしる)にて用(もちひ)よし
[六十一]疝気(せんき)寸白(すばく)の葉【欄外上部に▲】
山茶花葉(さざんくはのは)《割書:廿枚》 硫黄(ゆわう)《割書:三匁》 煎(せんじ)用(もちゆ)
[六十二]疝気(せんき)《振り仮名:陰嚢|ゐんのう|【左ルビ:へのこ】》腫(はれ)薬【欄外上部に▲】
南天(なんてん)の葉(は)うすくせんじて
あたゝめ。さい〳〵たでゝよし
[六十三]疝気(せんき)薬 益母草(やくもさう) 忍冬(にんどう)【欄外上部に▲】
等分(とうぶん)水にて煎(せんじ)用(もちゆ)。又とりもち一
味(み)丸(ぐわん)じて。金箔(きんばく)衣(ころも)にして用吉
[六十四]積(しやく)寸白(すばくの)薬【欄外上部に▲】
【左丁】
あをさぎのかしら羽(は)足(あし)をさり。
黒焼(くろやき)粉(こ)にして。湯(ゆ)又は酒(さけ)にて用
[六十五]治(ぢす)_二喉痺(こうひを)_一《割書:のとけ|の事》 刀豆(なたまめ)黒(くろ)【欄外上部に▲】
やき粉(こ)にして。管(くだ)にて吹入(ふきいれ)妙(めう)なり
[又]赤蜻蛉(あかとんぼう)干(ほし)粉(こ)にして吹入(ふきいれ)よし
[又]蜜柑(みかん)の黒焼(くろやき)吹入よし。喉(のど)腫(はれ)ふさ
がる時は。牛房(ごばう)にても大根(だいこん)にても
急(きう)に喉(のど)へつきこみ。血(ち)を取(とり)て吉
[六十六]咽喉(いんこう)腫(はれ)痛(いたむ)には【欄外上部に▲】
山繭(やままゆ)の黒焼(くろやき)。絹(きぬ)に包(つゝみ)ふくみて吉
[又]山梔子(さんしし)一/味(み)せんじ用よし