翻刻!江戸の医療と養生

コレクション: コレクション3

救民妙薬 - 翻刻

救民妙薬 - ページ 35

ページ: 35

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【右丁】 [又]杉脂(すぎやに)又は桧脂(ひのきやに)丸(ぐはん)じて。むし 歯(は)のあなに入よし [又]螻蛄(けら)。焼(やき)粉(こ)にして絹(きぬ)に包(つゝみ)。大豆(だいづ) の大さにし。いたむ所にあてゝ吉 [又]胡椒(こせう)一/粒(りう)。あつき湯(ゆ)にひたし て。上皮(うはかは)を取(とり)。きれにつゝみふくみ吉 [又]亀尾(いしがめのお)をとり。一/寸(すん)ばかりに切(きり)。 ほし皮(かは)をさり。いたむにくはへ吉 [又]馬歯(むまのは)を粉(こ)にして。きぬに つゝみ。ふくみてよし [又]松心(まつのしん)或(あるいは)節(ふし)を。黒焼(くろやき)粉(こ)にして。 【左丁】 松(まつ)やうじにて歯(は)の間(あいだ)にさし入吉 [又]犬山椒根(いぬざんせうのね)。せんじふくみて吉 [又]啄木(きつゝき)《割書:けらつゝき|とも云》觜(はし)をとり痛(いた)む 所にさして吉。又 葱白根(ねぎのしらね)を。ごま の油(あぶら)にて煮(に)【注①】あたゝめふくみて吉 [又]髪剃砥(かみそりど)粉(こ)にして。ごまの油 にてとき。右(みぎ)痛(いた)むには左(ひだり)。左(ひだり)痛(いたむ)には 右(みぎ)の方(かた)の耳(みゝ)の内(うち)に入てよし [又]芹(せり)の葉(は)をもみ汁(しる)をとり。 少(すこし)みゝに入てよし [又]蜣螂(くそむし)【注②】やき虫歯(むしば)の穴(あな)に入よし 【注① 「に」の終画が消えていると思われる。】 【注② 辞書に「螂は蜋と同じ」とあり。俗字や譌字・略字ではない。】