翻刻
【右丁】
くろやきにし。粉(こ)にして少(すこし)づゝ
ゆにて用ひてよし
[八十五]小児(せうに)瘧(おこり)薬 牛膝根(こしつね)《割書:こまの|ひさ》【欄外上部に▲】
粉(こ)にして丸(ぐわん)じ。さゆにて用
[八十六]小児(せうに)疱瘡(はうさう)薬【欄外上部に▲】
赤牛(あかうし)の歯(は)粉(こ)にしてもちゆ
[八十七]痘瘡(とうさう)《割書:ほうさう|の事》目(め)に入に【欄外上部に▲】
ぬるでの脂(やに)を乳(ちゝ)にてとき。目(め)
の中(うち)に少(すこし)さしてよし
すゞめのおごけをとりて。からを
さり。内(うち)にある虫(むし)ばかりを。すり
【左丁】
たゞらかし。つゆをさしてよし
[八十八]雀目薬(とりめのくすり)【欄外上部に▲】
鯛(たい)のしほから用よし。又八ッ目(め)
うなぎ食(しよく)してよし。又/赤(あか)ゑいの
あぶらわた煮(に)て食(しよく)し吉《割書:うなぎ|のわたも|よし》
[八十九]つき目(め)の薬【欄外上部に▲】
さゞいのふた雨(あめ)にされたるを。
しらやきにして。みやうばんの
やきかへし少(すこし)加(くは)へて粉(こ)にして。
少(すこし)づゝ管(くだ)にてふきいれよし
[九十]又つき目(め)うはひそこひ目(め)【欄外上部に▲】