翻刻
【右丁】
とげ立(たち)たるに
茭草(まこも)黒焼(くろやき) 上野砥(かうづけと)
右/等分(とうぶん)よくすり 合(あは)せさすべし
[九十一]やみ目薬 黄連(わうれん)煎(せん)じて【欄外上部に▲】
渣(かす)を去(さり)。上水(うはみづ)にてさい〳〵洗(あら)ひ吉
[九十二]目(め)の諸病(しよびやう)によき薬【欄外上部に▲】
大しだの葉(は)せんじ。辰砂(しんしや)すこし
くはへさい〳〵あらふ
[九十三]風眼(ふうがんの)薬《割書:さし薬すべからず|のみぐすりよし》【欄外上部に▲】
黄芩(わうごん)《割書:一匁|》 黄蓮(わうれん)《割書:二匁|》 大黄(だいわう)《割書:三匁|》
右 粉(こ)にしてのりにて丸(ぐはん)じ用(もちゆ)。
【左丁】
せんじ用ひてもよし
[九十四]脚気([か]つけ)のくすり【欄外上部に▲】
牛(うし)の糞(ふん)あたゝかなる内(うち)。とりて
いたむ所にぬり。上(うへ)をつゝみをく也
○こむらがへりにぼけの木(き)にて
さすりてやむ
ひさつくらの薬(くすり)
防已(ばうい)を粉(こ)にしてゆにて用吉
[九十五]瘧(おこり)の截薬(きりぐすり)【欄外上部に▲】
酒(さけ)一盃(いつはい)一夜(いちや)星(ほし)の影(かげ)をうつし。
明日(あくるひ)夜(よ)あけに鼈甲(かめのかう)の粉(こ)《割書:一匁|》