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コレクション: コレクション1

BnF. Département des manuscrits. Japonais 295 - 翻刻

BnF. Département des manuscrits. Japonais 295 - ページ 77

ページ: 77

翻刻

【右上】 【上段】 ■虚空(こくう)藏菩(さうぼ)薩(さつ)《割書:十三日》 【下段】 維-摩一 ̄ニ什 ̄ハ曰實-相ノ惠藏 虚-空ノ如シ 十-王- 經 ̄ニ卅- 【図】 三-歳ノ 忌-佛 ̄ト 經 ̄ニ₋曰一-切香-集世-界 ̄ニ在(ヰマス) 【右下】 【上段】 ■松尾(まつのを)大明(だいみやう)神(じん)《割書:十三日》 【下段】 城州葛野郡 大-寳元-年 社ヲ立ツ 大₋山₋听 ̄ノ₋神 ト号ス   【図】 本地毘婆尸佛 【中上】 【上段】 ■普賢(ふげん)菩薩(ぼさつ)《割書:十四日》 【下段】 大-日-經ニ普ハ是 ̄レ一- 切-處 ̄ノ義 賢 ̄ハ 是 ̄レ 【図】 最- 妙 ̄ノ義ナリ 十-王-經 ̄ニ四-七-日忌-佛 【中下】 【上段】 ■大原(おほはら)大明(だいみやう)神(じん)《割書:十四日》 【下段】 城州 文-徳天-皇 仁-壽元-年 始 ̄テ大₋原野 祭《送り仮名:ヲ》シ玉フ   【図】 本地藥師 【左上】 【上段】 ■阿彌(あみ)陀佛(だぶつ)《割書:十五日》 【下段】 稱-讃淨-土-經 ̄ニ其₋中 ̄ニ世尊 ̄ヰマス 名 ̄ク_二無-量-壽 及 ̄ヒ無- 量-光 ̄ト_一 【図】 ◦阿-弥 陀-經 ̄ニ成-佛 已-來於レ今十-劫 ̄ト云云○法-華-經 ̄ニ 即-住安-樂阿-弥-陀-佛極-樂世-界-#1云云 【左下】 【上段】 ■春日(かすが)大明(だいみやう)神(じん)《割書:十五日》 【下段】 和-州《振り仮名:三₋笠|ミカサ》山 ̄ニ在 ̄ス 四-所明-神《送り仮名:ト》云   【図】 本地釈迦 第一鹿島 香取 天兒屋命 天照大神也

現代語訳

【右上】 【上段】 ■虚空蔵菩薩《十三日》 【下段】 『維摩経』の什(鳩摩羅什)の注釈によると「実相の智慧の蔵は虚空のようである」とある。『十王経』では三十三回忌の本尊とされる。経典に「一切香集世界におられる」とある。 【右下】 【上段】 ■松尾大明神《十三日》 【下段】 山城国葛野郡に鎮座。大宝元年(701年)に社殿が建立された。大山咋神と称される。本地は毘婆尸仏。 【中上】 【上段】 ■普賢菩薩《十四日》 【下段】 『大日経』に「普は一切処の義であり、賢は最妙の義である」とある。『十王経』では四七日(二十八日)忌の本尊とされる。 【中下】 【上段】 ■大原大明神《十四日》 【下段】 山城国に鎮座。文徳天皇の仁寿元年(851年)に初めて大原野で祭祀を行われた。本地は薬師如来。 【左上】 【上段】 ■阿弥陀仏《十五日》 【下段】 『称讃浄土経』に「その中に世尊がおられ、無量寿および無量光と名づけられる」とある。『阿弥陀経』には「成仏してから今に至るまで十劫である」とあり、『法華経』には「すなわち安楽に住す阿弥陀仏の極楽世界」とある。 【左下】 【上段】 ■春日大明神《十五日》 【下段】 大和国三笠山に鎮座。四所明神と称される。本地は釈迦如来。第一は鹿島、香取の神で、天児屋命、天照大神である。