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【右上】
【上段】
■虚空(こくう)藏菩(さうぼ)薩(さつ)《割書:十三日》
【下段】
維-摩一 ̄ニ什 ̄ハ曰實-相ノ惠藏
虚-空ノ如シ
十-王-
經 ̄ニ卅- 【図】
三-歳ノ
忌-佛 ̄ト
經 ̄ニ₋曰一-切香-集世-界 ̄ニ在(ヰマス)
【右下】
【上段】
■松尾(まつのを)大明(だいみやう)神(じん)《割書:十三日》
【下段】
城州葛野郡
大-寳元-年
社ヲ立ツ
大₋山₋听 ̄ノ₋神
ト号ス
【図】
本地毘婆尸佛
【中上】
【上段】
■普賢(ふげん)菩薩(ぼさつ)《割書:十四日》
【下段】
大-日-經ニ普ハ是 ̄レ一-
切-處 ̄ノ義
賢 ̄ハ
是 ̄レ 【図】
最-
妙 ̄ノ義ナリ
十-王-經 ̄ニ四-七-日忌-佛
【中下】
【上段】
■大原(おほはら)大明(だいみやう)神(じん)《割書:十四日》
【下段】
城州
文-徳天-皇
仁-壽元-年
始 ̄テ大₋原野
祭《送り仮名:ヲ》シ玉フ
【図】
本地藥師
【左上】
【上段】
■阿彌(あみ)陀佛(だぶつ)《割書:十五日》
【下段】
稱-讃淨-土-經 ̄ニ其₋中 ̄ニ世尊 ̄ヰマス
名 ̄ク_二無-量-壽
及 ̄ヒ無-
量-光 ̄ト_一 【図】
◦阿-弥
陀-經 ̄ニ成-佛
已-來於レ今十-劫 ̄ト云云○法-華-經 ̄ニ
即-住安-樂阿-弥-陀-佛極-樂世-界-#1云云
【左下】
【上段】
■春日(かすが)大明(だいみやう)神(じん)《割書:十五日》
【下段】
和-州《振り仮名:三₋笠|ミカサ》山 ̄ニ在 ̄ス
四-所明-神《送り仮名:ト》云
【図】
本地釈迦
第一鹿島 香取
天兒屋命 天照大神也
現代語訳
【右上】
【上段】
■虚空蔵菩薩《十三日》
【下段】
『維摩経』の什(鳩摩羅什)の注釈によると「実相の智慧の蔵は虚空のようである」とある。『十王経』では三十三回忌の本尊とされる。経典に「一切香集世界におられる」とある。
【右下】
【上段】
■松尾大明神《十三日》
【下段】
山城国葛野郡に鎮座。大宝元年(701年)に社殿が建立された。大山咋神と称される。本地は毘婆尸仏。
【中上】
【上段】
■普賢菩薩《十四日》
【下段】
『大日経』に「普は一切処の義であり、賢は最妙の義である」とある。『十王経』では四七日(二十八日)忌の本尊とされる。
【中下】
【上段】
■大原大明神《十四日》
【下段】
山城国に鎮座。文徳天皇の仁寿元年(851年)に初めて大原野で祭祀を行われた。本地は薬師如来。
【左上】
【上段】
■阿弥陀仏《十五日》
【下段】
『称讃浄土経』に「その中に世尊がおられ、無量寿および無量光と名づけられる」とある。『阿弥陀経』には「成仏してから今に至るまで十劫である」とあり、『法華経』には「すなわち安楽に住す阿弥陀仏の極楽世界」とある。
【左下】
【上段】
■春日大明神《十五日》
【下段】
大和国三笠山に鎮座。四所明神と称される。本地は釈迦如来。第一は鹿島、香取の神で、天児屋命、天照大神である。