翻刻!江戸の医療と養生

コレクション: コレクション2

(画挿)養生はなし 2巻 - 翻刻

(画挿)養生はなし 2巻 - ページ 11

ページ: 11

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【右丁・挿絵・口述筆記の様子?】 済南 伏生 【左丁】 和漢(わかん)の老人(らうじん)に各(おの〳〵)益(ゑき)あること枚挙(まいきよ)するにいとまあらず    養(やしなふ)_レ老(おいを)道(みち) 人(ひと)の子(こ)としては其父母(そのふぼ)を養(やしな)ふ道(みち)をしらすんばある べからず其心(そのこゝろ)を楽(たのしま)しめ其意(そのい)にそむかず又(また)いからしめず かれひしめず四時(しち)の暑寒(しよかん)に随(したか)ひ其(その)居室(きよしつ)をやすふ なし其(その)飲食(いんしよく)を味(あらはひ)よくして衣服(いふく)気(き)に叶(かな)ふやうに 養(やしな)ふべし老(おい)の身(み)は余命(よめい)久(ひさ)しからざる事(こと)を思ひ やり何事(なにこと)も若時(わかさとき)とは違(ちか)ひて食物(しよくもつ)の味(あしわ)ひを始(はしめ)物(もの)いひ 起居振舞(たちゐふるまひ)年々(とし〳〵)愚(おろ)かに成(なる)もの故(ゆへ)其所(そのところ)を心付(こゝろつき)て身(み)に及(およふ) 程(ほと)のものは進(すゝむ)るやうにして孝心(かうしん)を心懸(こゝろかく)る人(ひと)は一国(いつこく)一(いつ) 郷(きやう)の人にも敬(うやまは)れ我身(わかみ)も仕合(しあはせ)よく過(あやまち)もまぬかれ鬼(き)