翻刻
【右丁・挿絵・年老いた両親?の様子】
百歳翁
【左丁】
神(しん)の感応(かんおう)もあり子孫繁栄(しそんはんゑひ)なること古今(ここん)例(ため)し少(すく)なか
らず
養生雑話(ようじやうざつわ)
一 養生(やうしやう)は容易(たやすく)不養生(ふやうしやう)はむつかし又 善事(よきこと)は手軽(てかる)く
してむつかしからず悪事(あくじ)は手重(ておも)くしておつかうなり
如何(いかん)となれば父母(ふぼ)をやさしく養(やしな)ひ兄弟(きやうたい)と中(なか)よく
妻子(さいし)眷属(けんぞく)と睦敷(むつましく)親類(しんるい)縁者(ゑんじや)懇志(こんし)にして朋友(ほうゆう)郷(きやう)
党(たう)の交(まぢは)りをよくすること何(いつ)れもむつかしからぬこと也
然(しか)るを人々(ひと〳〵)此道(このみち)に熟(しゆく)さぬ柄(やから)多(おほ)し是則(これすなはち)養生(ようしやう)の
手軽(てかるき)を《振り仮名:不_レ行|おこなはす》して不養生(ふやうしやう)のむつかしきを行(おこな)ふが
如(ごと)し