翻刻!江戸の医療と養生

コレクション: コレクション2

(画挿)養生はなし 2巻 - 翻刻

(画挿)養生はなし 2巻 - ページ 18

ページ: 18

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【右丁・挿絵・寺子屋ヵ】 手習(てならい) 【左丁】 六七歳(ろくしちさい)より師(し)を取(とり)手習(てならひ)を学(まな)ばするは世間(せけん)の通例(つうれい) なり夫(それ)手習(てならひ)は先(まつ)卓(つくゑ)に向(むか)ひ墨(すみ)を磨(すり)手本(てほん)を見合(みあわせ) 筆(ふで)を揮(ふる)ふ事(こと)第一(たいいち)精心(せいしん)をしつめ気血(きけつ)をめくらし師弟(してい) の道(みち)を覚(おほへ)父母(ふぼ)への礼儀作法(れいきさほう)をとゝのへ先(まつ)いろは歌(うた) 四十八 字(もち)を覚(おほへ)一(いち)より十(ちう)迄(まて)の数(かず)東西南北(たうざいなんほく)の方角(ほうかく)を教(おし) えるは物(もの)を学(まな)ばする養生(やうせう)の初(はしめ)なり   学問(かくもん) 人(ひと)生(うま)れて七八 歳(さい)にして貴賎(きせん)学問(がくもん)をはしめ先生(せんせい) へ入門(にうもん)して読書(とくしよ)を習(なら)ふに及(およ)んては手習(てならひ)の師(し)よりも 礼儀正(れいきたゝ)しく進退応対(しんたいおうたい)の事(こと)より面々の身分(みふん)を