翻刻
【右丁・挿絵】
剣(けん)
術(しゆつ)
【左丁】
をひらき長生不老(ちやうせいふらう)の基(もと)ひなり
鎌(かま)並(ならひ) ̄ニ手裏剣(しゆりけん)
鎌(かま)は太刀(たち )長刀(なきなた)鉾(ほこ)鎗(やり)の透間(すきま)をからみ其利手(そのきゝて)数(かず)をし
らず修練(しゆれん)なくんば有べからず○手裏剣(しゆりけん)は忍(しのび)の兵(へい)
器(き)也 其名人(そのめいじん)に至(いたつ)ては天井(てんしやう)に止(とま)り居所の蠅(はい)を打留(うちとめ)或(あるひ)
は戯(たはむれ)にしらせずして客(きやく)の裾(もすそ)をうち留(とる)る等(とう)事(こと)人間業(にんけんわざ)
とは不_レ被_レ思
柔術(やはら)。
此術(このじゆつ)は無理(むり)なる力(ちから)をいれずして立合(たちあひ)左右(さゆう)上下(じやうけ)前後(せんご)
の受(うけ)はつみ先(さき)の気(き)の乗(のる)にしたがつて己(おのれ)が術(しゆつ)を施(ほとこす)ゆへ