翻刻!江戸の医療と養生

コレクション: コレクション2

(画挿)養生はなし 2巻 - 翻刻

(画挿)養生はなし 2巻 - ページ 41

ページ: 41

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【右丁・挿絵】 煙草図 【左丁】  じ諸病(しよひやう)を癒(いや)し其外(そのほか)奇効(きかう)挙(あけ)て算(かそ)ふべからず  日本 煙草(たはこ)は諸国より名産(めいさん)出れども上品(しやうひん)は上州 高崎(たかさき)  の館(たて)。甲州(かうしう)の龍王(りうおう)。野州(やしう)のおやまた。常州(しやうしう)の赤土(あかつち)。奥(おう)  州(しう)会津(あいつ)の坂下(はんげ)。馬越(まこし)。保谷沢(ほやさわ)。大和(やまと)のよし野。薩摩(さつま)の  国分(こくぶ)等(とう)いつれも名品(めいひん)なり ○たはこゝそ憂(うき)を忘(わすれ)てつかれをもやしなふ徳(とく)のありと知べし ○旅山谷(たひさんや)雨湿(うしつ)時候(じこう)のあしき折(をり)たはこを吸(すへ)ば邪気(しやき)はさくへし ○夜道(よみち)にて時々(とき〳〵)たばこ吸(すう)ならば狼(おゝかみ)狐(きつね)毒虫(どくむし)も    さく ○たばこをは好(すい)て呑(のむ)とも過(すご)すまし痰(たん)も生(しやう)して逆上(きやくしやう)をする