翻刻
【右丁・挿絵】
冬至
見わたせは二丁まち
かね人にひとさかい
てうちんふきやてうち
む
【左丁】
○食後(しよくこ)には気(き)重(おも)く眠(ねふ)り催(もしふ)すぞ物によきれて腹(はら)こなしせよ
○酒宴(しゆゑん)にて種々(しゆ〳〵)の響応(もてなし)【饗】有(あり)とてもとかく内ばに飲食(のみくひ)をせよ
○血気(けつき)たて若殿(わかとの)はらの我慢(がまん)喰(くひ)いかもの喰(くひ)は毒中(とくちう)のどく
服薬(ふくやく) 医師(いし)
○三代(さんたい)にあらざる医者(いしや)の薬(くすり)をば容易(ようい)に飲(のむ)を戒(いまし)めてあり
○的(てき)せざる薬(くすり)飲(のむ)よりのまざるを古人(こしん)の説(せつ)に中医(ちうい)とぞいふ
○本道(ほんたう)や婦人(ふしん)小児科(せうにか)それ〳〵のもちは餅屋(もちや)へ頼(たの)むこそよき
○眼科(かんくわ)外科(けくわ)鍼科(しんか)口科(こうくわ)をさし置(おき)て万屋(よろつや)医者(いしや)は曽(かつ)て頼(たのむ)な
○《振り仮名:日々|ひ々〳〵》に補薬(ほやく)補済(ほさい)を用ひても多房(たぼう)飽食(ほうしよく)しては益(えき)なし
○新方(しんはう)の奇薬(きやく)奇術(きしゆつ)に迷(まよ)ふなよ若(もし)間違(まちかへ)ば本(ほん)ふくはなし