翻刻!江戸の医療と養生

コレクション: コレクション2

(画挿)養生はなし 2巻 - 翻刻

(画挿)養生はなし 2巻 - ページ 49

ページ: 49

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【右丁・挿絵】 【左丁】 ○若(わかし)とて堅(かたき)なくひそ老(おい)て後(のち)必(かなら)ずそれが歯(は)の毒(とく)となる   老人 ○老人(らうじん)は縦令(たとへ)なるとも我慢食(がまんくひ)我慢力(がまんちから)に我(が)まん道(みち)すな ○老人はえて飲食(いんしよく)にむせるなり物(もの)くう前(まへ)に素湯(さゆ)呑(のん)てくへ ○老人は余(あま)りに怒(いか)り腹立(はらたて)ず物(もの)に感心(かんしん)歎息(たんそく)をすな ○老人は芝居(しはゐ)浄瑠璃(しやうるり)読本(よみほん)の義理(きり)に感(かん)して落涙(らくるい)は毒(どく) ○老人と秋(あき)の暑(あつさ)はつよくともおとろひやすき物(もの)とこそしれ ○年(とし)よらば漸(やうや)く事(こと)をはふくべしこと多(おほ)ければ心気(しんき)つかるぞ ○限(かきり)ある齢(よは)ひを持(もち)て限(かき)りなき事を願(ねが)ふはあやうかりけり ○歯(は)の落(おち)て頭(かしら)に霜(しも)の置(おく)ならば年(とし)の暮行(くれゆく)用心(ようしん)をせよ