翻刻!江戸の医療と養生

コレクション: コレクション2

(画挿)養生はなし 2巻 - 翻刻

(画挿)養生はなし 2巻 - ページ 53

ページ: 53

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【右丁・挿絵】 居所は山を 後に南を うけ清き 水辺尤佳 也 【左丁】   温泉(おんせん)  温泉(おんせん)は陽気(やうき)を通(つう)し内分(ないふん)の滞(とゝこほ)りを化導(くわたう)し肌(き)  体(たい)を温(あたゝ)め関節(かんせつ)を利(り)し経絡(けいらく)を通(つう)し気血(きけつ)を  めくらし瘀血(おけつ)を下(くだ)し寒暑(かんしよ)の邪気(じやき)を除(のそ)き湿(しつ)を  さり仙気(せんき)積聚(しやくつかへ)を治(じ)し手足(しそく)冷痛(ひへいた)み腰(こし)脚(あし)だるく  筋(すじ)骨(ほね)ひきつり肩(かた)脊中(せなか)のこりをさんじ傷損(しやうそん)毒(どく)  虫(むし)金瘡(きんさう)下疳(げかん)瘡毒(さうとく)疥癬(かいせん)癜風(てんふう)婦人(ふじん)血道(ちのみち)一切(いつさい)  其外(そのほか)万病(まんびやう)に効験(しるし)多(おほ)し   但シ虚損(きよそん)労瘵(らうさい)内分(ないぶん)不足(ふそく)の人(ひと)或は脾胃(ひい)虚労(きよらう)   咳虚(かいきよ)熱(ねつ)ある症(しやう)には曽而(かつて)無用(むよう)たるべし