翻刻!江戸の医療と養生

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養生歌 - 翻刻

養生歌 - ページ 10

ページ: 10

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【右頁】 前(まへ)の食に厚味(こうみ)しよくせばその次(つぎ)は あぢはい淡(あは)きものを食せよ むましとも八(はつ)九(く)/分(ぶ)/喰(くは)ば足(たる)とせよ 十分(じふぶん)ゆへに身の害(かい)となる 一(ひと)しなを偏(へん)に食して害なきは 飯(めし)と汁(しる)との二(ふた)つなりけり 菜(さい)の類(るい)はその時々(とき〳〵)に取(とり)かへよ おなじ品(しな)のみ偏(へん)に食すな 食事して直(ぢき)にいぬれば食もたれ やがて病になるものとしれ 【左頁】 食後(しよくご)まづ額(ひたい)と両(りやう)の頬(ほう)までを 自身(みづから)数度(すたび)撫(なで)おろすべし 食後には縦(たて)横(よこ)数間(すけん)あゆむべし しよく気(き)めぐりて養生によし 食事(しよくじ)せば立(たち)はたらきて時(とき)をうつし 一時(ひととき)ばかり過(すぎ)てねよかし 食/物(もつ)はこなれやすくてやはらかに あぢはひ淡(あは)き品(しな)のみぞよき 厚味にて重(おも)きはもたれ硬(こはき)もの 冷(ひえ)たるしなも多(おほ)く食すな