翻刻!江戸の医療と養生

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養生歌 - 翻刻

養生歌 - ページ 13

ページ: 13

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【右頁】 大寒(だいかん)と大暑(たいしよ)の時に房事せば なにか病を起(おこ)すとぞしれ 日(ひ)と月(つき)の蝕(しよく)と雷電(らいでん)/大風雨(だいふうう) /地震(ぢしん)の時は房事/慎(つつ)しめ 色念(しきねん)をこらへて情(じやう)を遂(とげ)ぬには 腰湯(こしゆ)に下(しも)をあたゝめてよし 房事あらば胸(むね)と腹(はら)とをさすりつゝ しばらくしてのちいねるよしとす 房事/以後(いご)しばらく歩行(ほかう)するもよし かならず直(ぢき)に寝入(ねいる)べからず 【左頁】 色念(しきねん)の起(おこ)るまかせに房事せば 陰虚火動(ゐんきよくわどう)【注】となるぞおそろし 【注 陰虚火動=漢方医学の病名。房事過度のため精力が減退し、鼓動が激しくなり熱が出て衰弱する病気】 腎薬(じんやく)を呑(のみ)て恃(たのみ)の不やうじやう はては頥(あご)にて蝿(はい)をゝふべし 灸治(きうぢ)せば前(まへ)は三日にのち七日 緊(きび)しく房事/慎(つゝしみ)てよし やみあがりよきに由断(ゆだん)し房事せば これ労復(らうふく)【注】の大病となる 【注 労復=治った病が過度の疲労により再発すること】    起居(ききよ)