翻刻!江戸の医療と養生

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養生歌 - 翻刻

養生歌 - ページ 8

ページ: 8

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【右頁】 身(み)のうちのぬしはこころよ一身(いつしん)の 安危(あんき)はぬしの心(こゝろ)にぞある 心(こゝろ)にてこころよきぞとおもふこと おほくはためにならぬ物なり 若(わか)き身(み)の丈夫(ぢやうぶ)だのみの不養生 やがて老後(らうご)の後悔(こうくわい)となる をのが身に病(やまひ)ありては何(なに)の身で 君父(くんぷ)につかへ奉(たてまつ)るべき 達者(たつしや)だて丈夫じまんの無理(むり)わざは つゐに病の種(たね)とこそなれ 【左頁】 すくこともよき程(ほと)にせよ耽(ふけ)りては 身のやしなひは忘(わす)れはつべし 心をはつねに静(しつか)にその身をば つねにほどよくうごかすぞよき 兎(と)も角(かく)も癖(くせ)になしなばくせづかん ただよきくせをつくるにぞある 不養生はこらへこらへてすべからず のちには常(つね)の癖となる也 常(つね)にただ義理(ぎり)の書物(しよもつ)をよむか又 よませてきけばよき癖(くせ)ぞつく