伊那市×みんなで翻刻

コレクション: 内藤家資料 (1) 2

藩翰譜(七・下) - 翻刻

藩翰譜(七・下) - ページ 9

ページ: 9

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【右丁】 かさねて御推問の事ありしに陳し申所又天に理を つくす関白かさねて北条か滅ん事日近きにあり秀吉 又王命にそむく東夷をこと〳〵くに征伐せんと欲す政宗 陳し申所いつはる事なからんには此程合せ奪ふたる 会津仙道の地こと〳〵くに奉りて軍門に 祗候すへき よし此事かなふへからすんはをのか国をまもりて戦に そなふへき計略をめくらすへしいつれの道ならんにも すみやかに馳帰て御下向を待奉るへき所也此度の見参 はまつかなふへからすとて押かへさる政宗急き会津に 馳下り同き七月黒川をうつて米沢の城にうつり   【左丁】 関白の御迎として下野国宇津宮に参りむかふ秀吉 大によろこひ給ひやかて対面の上いろ〳〵の饗応事 終りみつから茶点して給ひ政宗をさきたてゝ陸奥に 下り給ひ木村伊勢守をして政宗か手の会津の城を 請とらしめ会津仙道幷に越後の国小河の庄凡そ十 二郡の地蒲生飛騨守氏郷に賜て陸奥出羽の守護とし 木村伊勢守父子に葛西大崎の地を給ひ氏郷に副らる 関白都に帰りたまひし後 此年の冬葛西大崎の地 こゝかしこ逆徒蜂起して木村か城々攻落さると聞え けれは氏郷いそき政宗に■【牒の誤記ヵ】し合て軍勢をひきゐ馳