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コレクション: 漂流記コレクション

魯西亜国舟渡来始末并日本流漂人異国遍歴之話(西洋欧羅巴州之内一) - 翻刻

魯西亜国舟渡来始末并日本流漂人異国遍歴之話(西洋欧羅巴州之内一) - ページ 21

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【右丁】  《割書:被仰付太十郎疵平愈いたし候得共不揃は不相直痺人の躰に相成|絶食る事五七日乃至十日余に及ふ事も有又不計食付は大椀》  《割書:にて数盃を過食し又|絶食するよし》  文化二丑年正月八日梅ヶ崎に上陸せし魯西亜人此  程より大き成る袋(ふくろ)を拵(こしら)へ是へヨマ《割書:長崎にて糸之ゆを|よまと云物成》火鉢に  藁(わら)を燃(モヤシ)し此袋を中へ入/煙(けむり)袋に籠(こめ)満(ミツル)る時は雲中(うんちう)  高く昇(のほ)る様に拵(こしら)へたるものを上る我朝の風中の  如し空中にて袋に煙出る煙(けむり)消(きへ)散(ちら)すか又/自然(しぜん)と  下へ下る是を時々上ける慰(なくさみ)とせしか今日も上る所ヨマ 【左丁】  中程にて切て其袋空中を飛て本/駕篭(かご)町の町家  屋根へ落ける所袋のの口に椰子(ヤシ)の実(ミ)水のみの如き  もの油(あぶら)を入内に火を貯(タクワヘ)と有けるよし早速打/消(けし)けれ  共定て駕篭町よりも御訴可申候間此段申上候旨右場所  詰番(しよばん)之者/届(とゝけ)来る程なく駕篭町よりも右の品持参り  訴出ん 【挿絵】 長三間半  横三間半