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コレクション: 漂流記コレクション

魯西亜国舟渡来始末并日本流漂人異国遍歴之話(西洋欧羅巴州之内一) - 翻刻

魯西亜国舟渡来始末并日本流漂人異国遍歴之話(西洋欧羅巴州之内一) - ページ 6

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【右丁】  戦争差発るといへ共我国の計ひを以国々相/鎮(しつめ)  諸邦に義を顕はし欧羅巴之諸州太平に及ひ  然なり 貴国之義は本/邦(ほう)よりは懸隔(けんかく)也と雖(いへとも)属国(いつこく)の地方 一 不遠に是迄信を通し候儀無御座候得は向後の   義は格別に信義を結ひ申度祈望に奉存候/自(より)昔年(いにしへ) 貴国 御人徳之義は女王かたりいな義兼て承知  罷在候処不計も先年 【左丁】 貴国之船難風に逢我国へ漂流(ひやうりう)仕候に付其人に 御国え合/帰朝(きてう)候ため十弐ヶ年已前/自(じ)国より船を仕  出し連(つれ)渡候其節之役方之者共格別御手厚御取  扱被 仰付其上我国之船再ひ 貴国に乗度におゐては長崎の津に至るへく信牌(しんばい)を  下し賜(たまは)り感謝(かんしや)無量(むりやう)仁合に御座候右/礼謝(レイシヤ)のため  今般を以江府 拝礼為仕以来 貴国之/高義(カウキ)を欣服(キンフク)し猶更易之道を開(ヒラ)き申度