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四季献立集 - 翻刻

四季献立集 - ページ 26

ページ: 26

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【右丁】 一おぼろ海老(ゑび)えびの皮(かわ)を生(なま)にてむき身ばかりを  庖丁(ほうてう)にてこまかに叩(たた)き湯煮(ゆに)して用(もち)ゆ 一さんぎかまぼこ算木(さんぎ)のかたちに切事也 一/金糸(きんし)ごぼう成(なる)たけ細(ほそ)く切事也    坪(つぼ)之部 一/合(あわ)せさより細魚(さより)を腹割(はらわり)にしてほねをとり  麻(あさ)さらしにて水気よく去(さ)り身(み)と身(み)を合(あわ)せ  紙(かみ)につゝみ竹(たけ)のすだれにまき蒸(むし)て思ふ儘(まゝ)【侭は略字】に切也 一/松(まつ)かさたい鯛(たい)の大きなるはあしく六七寸程づゝ  なるを三/枚(まい)におろし松笠(まつかさ)の重(かさな)りたるかたちに  切かけゆにすれば皮(かわ)の方/中(なか)へ巻(まい)て松/笠(かさ)のことし 【左丁】 一/蛸(たこ)やわらか煮(に)せんじ茶(ちや)にてゆでれば至(いたつ)てやわ  らかになるなり 一/袋卵(ふくろたまご)紙(かみ)にて玉子(たまご)のまはりほどッゝのふくろを  こしらへ玉子をわり猪口(ちよく)に入れ一ッ〳〵に右の  袋(ふくろ)へ入れ口(くち)を和(やわ)らかにからげそろ〳〵とゆにして  水の中にて紙(かみ)を取るなり 一つゝみ豆腐(とうふ)とうふの水気(すいき)をもめん切 ̄レにて能(よく)しぼ  り小麦粉(こむきのこ)少し庖丁にてねりまぜ美濃紙(みのがみ)を三  寸四方ほどづゝに切置(きりおき)右の紙(かみ)にとうふを厚(あつ) ̄サ壱分  程にのべてむし水の中にて紙を取り漬(つけ)しそ  白ざとうわさび三品(みしな)をたゝきまぜ右とうふに包(つゝみ)