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四季献立集 - 翻刻

四季献立集 - ページ 31

ページ: 31

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【右丁】 一/粕(かす)ていらたまご玉子を割(わり)てよくかきまはし  魚肉(きよにく)の摺(す)りたるを少し交(まぜ)玉子焼(たまごやき)にてやき  こゝろまゝに切るべし 一/菊水(きくすい)かまぼこかまぼこの中へみりんを付込(つけこみ)  青粉(あをこ)にて水の型(かたち)を入れむして小口に切る也 一寄せ玉子/卵(たまご)をゆで皮を去り水気(すいき)能(よく)取り  生(なま)玉子をわりて懸け麻(あさ)さらしに巻(ま)き又其  うへを竹(たけ)すだれにて巻(ま)き蒸(むし)てさましお  もふまゝに切るべし 一ありへい蓮根(れんこん)太(ふと)き蓮根を弐寸程づゝに切り  にしめ置長いもをむして皮を去り水能(すいのう)にて 【左丁】  漉(こ)し少し分(わ)けて菓子紅(くわしべに)を交(まぜ)又少し分(わ)ケ  て青/粉(こ)を交(まぜ)残りの白(しろ)と三色(みいろ)を右/蓮根(れんこん)の  穴(あな)へ木箸(きばし)にて込(こ)み小口に切る也 一/木目(もくめ)長いも青粉にて木目(もくめ)を入れたる也/拵(こしら)へ方  うづまき百合(ゆり)に同し 一/菊(きく)こんぶ出来合(できあい)あるもの也/油(あぶら)にて揚(あげ)て遣ふべし 一/牡丹百合(ぼだんゆり)ゆりねを丸の儘(まゝ)にて油にてあげたる也 一/山茶花(さゞんくわ)さつまいも蒸(むし)さつまいもの皮を去り漉(こ)  してまんぢうほどにちぎり漉(こ)しあんを入れ  別(べつ)に少(すこ)し紅(べに)を交置(まぜおき)上(うへ)の方所〳〵へ付て麻(あさ)さら  しにて包(つゝみ)おさへ山茶花(さゞんくわ)の葉(は)二枚つきたるを指(さす)也